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自分が携わるプロジェクトで新規事業を創出し、 世に問いかける製品にしたい
自分が携わるプロジェクトで 新規事業を創出し、 世に問いかける製品にしたい
- 技術系
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技術開発本部 研究開発部機器開発課
創成科学研究科 電気電子情報系専攻


現在の仕事内容
技術開発本部の使命は事業領域の拡大です。事業領域拡大には大別して”新規事業の創出”と”既存事業の拡大”の2つのアプローチに分類されますが、私の所属する機器開発課では前者の”新規事業創出”に重点を置き、電線・ケーブルの判別装置や送配電路から非接触で電力を取り出すシステムなど電子機器関連のテーマにメンバー一丸となって取り組んでいます。その中でも、私は現在ロボットテーマに取り組んでおり、複数のセンサーを統合・制御して課題を解決するロボットシステムを開発しています。
これまでのキャリア
2018年に入社してからは現在も所属する機器開発課に配属され、非接触給電や電気粘性流体などの新規事業の芽となるテーマを研究していました。そして、2021年より研究開発の管理・企画部門である技術企画部に異動し、新規事業立ち上げに向けたマーケティングや特許調査、全社的な技術情報調査・展開業務等に1年間取り組み、如何に短期間で情報を汲み取るか、物事の視点を変えて情報を精査するといった能力を育みました。その後は機器開発課に戻り、現在に至ります。
INTERVIEW
インタビュー

Q1異動経験が現在の仕事に活かされていると思うことはありますか?
視野が広がり未来志向の考え方が身についたことです。目の前の業務だけではなく、組織としてどうあるべきか・自身の果たすべき役割は何かなど広く考えられるようになったので、ゴールも明確になり高いモチベーションを保って業務に取り組むことができています。また、新規事業の創出のため初めて取り組むことにも積極的にチャレンジできるようになりました。

Q2仕事のやりがい、魅力はなんですか?
月並みではありますが、自分で考えた設計に基づき、自分で実装したコードでロボットが想定通りに動いたときには大きな達成感があります。それは、尋常ではないほどのトライ&エラーを重ねた末に得られた成果だからです。
また、内容的にも時間的にも自由に仕事に取り組めるのも魅力の一つです。自分なりの進め方・業務時間でワークライフバランスの取れた働き方ができています。
Q3職場はどのような雰囲気ですか?
取り敢えずやってみるを全員が実行しているという点かと思います。前週のミーティングからは想像もできないことを他の人がやっていて驚くことが多々あります。また、年休が取りやすくフレックスタイム制度の利用(遅出・ 早引)が活発で、 これは全社共通ではないかと思います。

Q4これまでで印象に残っているエピソードを教えてください。
入社2年目の時に研究テーマの探索・提案を行ったことです。テーマのために、様々な現場や技術動向を調査し、四六時中アイデアを絞り出すなど必死に取り組みました。 自分なりに課題を整理し納得できる提案を形にしていく過程を通じて、「自らの力で切り拓く」という意識と、仕事に対する責任感が芽生えたと実感しています。
Q5今後、挑戦したいことを教えてください。
自身の携わるプロジェクトでの新規事業創出です。至難の業ではありますが、これを成してこそ技術開発本部の本分です。これまで細かいものを含めると通算6回程敗北していますが、挑戦する情熱だけは失わず、志は高く取り組んでいきたいです。まずは現担当のロボットテーマに真摯に取り組み、世に問いかける製品としたいです。
SCHEDULE
ある日のスケジュール
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8:30
- 業務開始
- 社会人の一日の始めはメールチェック&1日の予定の確認
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8:45
- 実験開始
- 研究者の本分、鬼のデータ取りスタート
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11:30
- 実験終了
- 後片付けはしっかりと
整理整頓清潔は社会人の基本
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12:00
- 昼食
- A定食にB定食、うどん蕎麦にカレーと選り取り見取り!
今日は裏メニューのカレー蕎麦にします!
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13:00
- データ分析
- 実験データとにらめっこ(あぁこの条件もやれば良かった…)
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14:30
- ディスカッション
- 実験室メンバーとデータディスカッション
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15:30
- まとめ
- 実験結果と考察をまとめ、次回の計画を立てる
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16:00
- 実験準備
- 実験用プログラムの作成や3Dプリンタでの実験用治具作成
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17:15
- 帰宅
- 家事や子供の相手、第二の仕事の始まり
月に2、3回はフレックスタイムで15時に帰宅して一人時間を楽しみます

